日々は続く。

元サブカルクソ女・現お母さんの考えること。

2017-01-01から1年間の記事一覧

容赦のない現実は、切々と人生を蝕み私たちは大人になった。

年をとるといろいろなことを思い出す。 小学校の頃、おばあちゃんと言えるような年齢の担任が、卒業アルバムかなんかの質問コーナーで怖いものはなんですか?との問いに「時間」と答えていた。 ずいぶん斜に構えた答えで、小学生であってもちょっと辟易した…

あの頃の僕たちは、コンプレックスの淵でただその手を取り合って。

私は不妊治療などは何もせず、うっかりと高齢と言われる年齢で子供を授かることができた。 妊娠中期までは本当に仲のいい友達にしか妊娠は明かさず、親にも黙っていた。 ふくらんだお腹で外を出歩く頃には、何度か「なに(治療を)かしたの?」と聞かれたん…

シャネルのコスメを使うスタイリッシュなオタクであろうという自意識が、ある日弾け飛んだ話

前回の記事で、サブカルクソ女だったことを長々書けてすごく満足している。 少し自分語りをする場所があると、仕事もきっとうまくいくだろうなんて思ったら、ブログを書いた後に仕事に戻ったときに、その案件がオーガニックで善良な記事であったためとても感…

サブカルをこじらせて耳に大きい穴を開けたりもしたけれど、私はげんきです。

2014年に娘を出産した。 やっとのことで三歳まで育てた。私はいわゆるワンオペ育児というものをしていて、夫はとても協力的だが仕事も忙しく、土曜日が必ず休みというわけでもない。 夫婦共、里帰りするあてもないので必死になんとかやってきて、気づいたら…